NH以外のキャリアでNH国内線アワードを発券する場合の規則を調べてみる(4)目的地までより経由地までの方が必要マイレージ数が多い

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NH以外のキャリアでNH国内線アワードを発券する場合の規則を調べてみる(1)はじめに
このblogをご覧の皆様におきましては、マイレージを使ってアワード発券するなど、朝飯前だと思いますので、手続きやルールについては、改めて記事...

UAのマイレージでNH国内線アワードを発券する場合、区間マイル(TPM)が800以下の場合は5,000マイル、801以上の場合は8,000マイルという二段階となっています。そうなりますと、必要マイレージ数は5,000なのに、経由地まで行くのに必要なマイレージ数は8,000となる経由地が取れるか否かという疑問が沸きます。
一般的に、国際線航空券のルールでは、A-B(経由地)-Cの旅程において、A-CよりもA-Bの方が運賃が高い場合、A-C間の運賃はA-Bの金額と同じというルールがあります(HIFチェック)。
では、この規則がアワードに適用されているのかをいくつかの例で確認してみましょう。

必要マイレージ数が多い経由地を経て目的地に向かう例

成田→静岡間

静岡空港発着の路線と成田空港発着の路線で共通している目的地は千歳と那覇になります。千歳の場合は静岡からも成田からも5,000マイルになりますが、那覇は成田からも静岡からも8,000マイルになります。しかし、成田→静岡を片道発券しますと5,000マイルとなります(那覇で1泊が必要となりますが問題なく中心街で宿泊できます)。

NRTFSZ

福岡-函館間

この区間も直行便がありません。羽田乗り継ぎが本数が多くて便利ですし、通常は羽田経由で検討しますが、福岡から千歳までの直行便を利用して、函館に移動する旅程も十分考えられます。
ところが、福岡-函館はギリギリ5,000マイルとなる一方で福岡-千歳は8,000マイルになります。それでも福岡-千歳-函館は5,000マイルで発券できます。

FUKHKD

FUKCTS

余談ですが、佐賀→函館は8,000マイル必要となりますので、福岡→函館は本当にギリギリ800マイル以内に収まってることになります。

佐賀函館は8000マイル

結論

HIFチェックは行わない。あくまでも区間マイル(TPM設定がない場合はGC distanceを計算しているのかもしれません)で必要マイレージが決まる。