TK修行僧にとって23Wシーズンの目玉路線
SASがスターアライアンスを脱退した後、TK Miles&Smiles のステータスを保持するにはTKのQクラスで長距離を飛ぶぐらいしかない状況になりました。そうなりますと候補は3つしかなく
- ブエノスアイレス
- パナマシティ
- ケープタウン
となります(日本からだとロサンゼルスもありますが、割高な上、入国の際に相当疑われます)。
そして2024冬ダイヤ、12月18日より、イスタンブール-サンパウロ便の2便目(1便はサンパウロ経由ブエノスアイレス)がサンパウロ折返しからチリのサンティアゴまで路線を延長して運航することになりました。
イスタンブール発往復だとキャンペーンが出ていますが1099USDからとのこと。
IST-SCLのTPMと他目的地との比較
ますはIST-SCLの積算テーブルでTPMを確認。経由便であっても直行便と見なしてマイレージが積算されます。8,147とあります。TYO-ISTが5,748なのでTYO-IST-SCLは片道13,895となります。ELITEの1年目の更新条件は25,000ステータスマイル積算ですので、往復するだけで27,790ステータスマイル獲得となってクリアとなります(大阪発でもOKです)。
ちなみにブエノスアイレスだとこうなりまして、こちらでも1往復するだけでクリアになります。
更にパナマシティ。こちらは1往復だけはELITEの更新条件を満たしません(わずか16足らない)。
記事公開後にケープタウンに触れていませんでした。東京からだと片道10,974ステータスマイルしか獲得できないため、ELITE更新には3,052ステータスマイル足りません(トルコ国内5レグくらい)。
TYO-IST-SCL往復の旅程
まず往路はIST2035→GRU4:15+1/5:50+1→SCL9:45+1 なので、成田発だと息つく間もなく乗り継ぎができますがシャワー浴びたいよねー。だけど羽田着だと乗り継ぎ15時間くらいになります。成田発がない日でかつSCL行きがある毎週水曜日はT&C上 STPCもらえますので、到着後ホテルデスクに行ってみてください。
とは言ってもホテルデスクで人が集まるまで40分くらい待たされて、市街地まで往復3時間くらいかかるのでホテル滞在は実質10時間程度しかありませんが・・・
ただ、GRU到着1時間前に朝食のために起こされて、GRU出たらサンドイッチが出るパターンなのでサンティアゴ到着後は腹ペコかもしれないなぁ・・・
次に復路。SCL11:40→GRU15:15/16:50→IST11:20+1となります。こちらも接続は4時間程度で成田便で日本に戻ることが出来ます。SCL発があってNRT行きがない日は探していませんが、復路は黙ってSTOPOVERで1泊もらっちゃった方がいいかもしれないです。
参考までにブエノスアイレス便は現地21時着、23時発なので、現地到着後市街地まで30キロくらいタクシーに乗ってホテル横付けしないと危険というリスクがありますが、サンティアゴは朝着お昼前出発と明るい時間帯になる上に交通手段が安価でいろいろあるので、何かと安心です。
お値段
東京発1/13、サンティアゴ発1/19で検索してみました。
往路・・・イスタンブール発のプロモと同じPクラス(TKにのみ25%積算)が東京発でも出て来ましたが、100%積算のQクラスとの差額は22,770円。
復路・・・同じくPクラスも出てきますが、Qクラスとの差額は22,500円。
※なおTKは日本金曜土曜発、日本着土曜日曜は他の曜日の同じクラスと比べて5,000円高くなりますので日本発は月曜~木曜、日本着は月曜~金曜をおすすめ。特に日本着は土日着でQクラスがなくて2万円くらい高い予約クラスだけしか空いていない場合はイスタンブールでSTOPOVERして月曜着にすることでQクラスが出てくる場合があります。
総額はこちら。全然OKOK。TK ELITE更新費用は30万4780円になります。これはこの冬推したい運賃です。
最後に
TYO-IST-SCLをQクラスで往復すると27,790ステータスマイル稼ぐことができると書きましたが、この1往復に加えてTYO-IST-ヨーロッパどこでもQクラスで1往復、約20万円追加すれば 40,000ステータスマイル稼ぐことができて、TK ELITEが取れます。TYO-OKA/ISGのプレミアム株主優待運賃争奪戦を尻目に海外をたった2往復8レグ約50万円でスタアラGをステータスマッチとかせずに0から自力で取れます。但し「TK ELITE」を取るだけならの話ですが・・・