特定少数の読者向けの情報です
「発券してもいいかな」と思う運賃だけど今回は発券しないので情報だけ共有しておきます感じで掲載してみますが、LOのWebで正しい予約クラスを調べる手順を紹介する記事にもなっています。
往路(2026/2/4 日本発)
金額は片道です。日本発欧州行きのPYがこの金額は十分に検討する価値があります。

珍乗家は予約クラスの確認を怠りません。Rクラス(欧州内Yクラス)はほとんどの航空会社で100%積算ですかね。TKとA3とUAとNHは確認しました。

但し旅程はワルシャワ15時間弱乗り継ぎの地獄です。制限区域から出たところにあるキオスクでSIM売っているけど多分300円くらいで15時間使い切れないのデータ量ありますので復路乗り継ぎにも十分だと思います。

復路(2026/2/10 イェーテボリ発)
往路とは空港使用料や出国税とかその程度の誤差です。

予約クラスの確認をすると以下の通りYクラスと出ますが、これは復路第1旅程のイェーテボリ→ワルシャワの予約クラスを表示しています。旅程に含まれる各区間の予約クラスを確認する方法はこの後に説明します。

旅程は「察した」と思いますが、13時間15分乗り継ぎと往路よりは短いけど長いです。

運賃規則と正しい予約クラスの確認
往復の旅程と運賃を選択しましたので、予約クラスの最終確認として、以下の画像の橙色の丸で囲んだところにある「運賃条件」をクリックします。

運賃規則(FareRule)の画面ショットはしておけと言った人は手練れの珍乗家で間違えありません。
予約クラスが往路 R、Yで復路Y、Rとありますが、往路についてはTYO→WAWは Rクラス、WAW→GOTはYクラスという意味です(復路はその逆)。なので長距離区間はRクラス、短距離区間はYクラスとなります。

TPMはJALの距離制特典区間マイル計算機を使って調べましょう。100%積算運賃だと往復11,792マイル獲得できます。TK ELITE 1年目更新基準25,000 Status Milesだと2往復しても1,416マイル足りません。

航空券の費用明細もきちんと確認。サーチャージが45,400円なのはクソ高いときからしたら安くなった方です。
というわけで総額233,920円。日本発着欧州往復のPY利用でこの金額を見れば非常によいのだけど、ワルシャワ乗り継ぎの待ち時間がなぁ・・・(往路の早朝着が一番キツい)。
コスパは 233,920円/11,792 mile = 19.84円/Mile と悪いので珍乗には向きません(なので発券しない)。

参考までに2019年の同じ旅程、同じ予約クラスの金額明細
イェーテボリ発東京往復になります。当時は欧州内Rクラスの設定があって、ビジネスクラスの直後にPY区画が設定されていました(実際はウエットリース機材で、先頭から5列が足下広々、それより後ろは間隔キツキツのエコノミーシートでした)。

総額は驚愕の96,010円。YQが燃油サーチャージですが、35,340円か。今のサーチャージとは1万円くらいしか変わりません。

最後に
そういえば以前もオスロ発ビジネスクラス往復とか書きましたが、今後も備忘ついでに残しておこうと思います(メンテナンス大変だけど)。